2009年9月21日月曜日

⑤政府紙幣の発行

通貨の総量が一定にコントロールされているのが問題なのか?
それは、違うだろう

仮に政府紙幣を発行したとしても
元のお金が物価のインフレで価値を失う分と
新しく政府紙幣が投入されて補われた価値を
差し引きで考えれば、恐らくはプラスマイナスゼロだと思われる・・・※1

では、まったくの無意味なのか?
それは違う

政府紙幣の発行は
国民の貯蓄の価値を引いて
政府が政府紙幣と言う価値を得る

つまり、徴税と同じような物なのである
違いと言えば、所得だけでなく貯蓄にもかかる事ぐらいか?

さてここで
②の項で、皆がお金を使えば良いと言う話をした事を思い出してもらうが
もし、自由意思に任せてもお金を一向に使ってくれないなら
政府紙幣を発行する事で、生活に困窮する者を対象に職を与えてみてはどうだろうか?

無論、税金の様な物でやる以上
公益性の高い事業が良いだろう

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着想が同じかどうかは分からないが
彼の有名なニューディール政策と同じ様な事を考えてみた

※1 尤も、そう思ってるだけで根拠は皆無なのだが・・・

④貯蓄に関して

誰かに貯蓄を切り崩させる事で
自分が貯蓄を行う

皆がお金を使えば、皆が豊かになるのに
自分だけ使わない

貯蓄する事は悪なのか?
答えは否だろう

・挙式を控えている
・マイホームの購入を検討している
・子供の学費を支払わなければならない
・老後の生活費を蓄えなければならない

挙げればキリがないが
これ等は、使う予定のある貯蓄である
使う予定があっての貯蓄なら何の問題もない事だろう

また、使う予定のない貯蓄についても
・事件事故に巻き込まれた際の医療費
等のような事を考えると
ある程度の遊びが必要だと言う事になる

③労働で通貨が増える事はないが商品価値は向上する

市場に流通する通貨の量は一定にコントロールされている
これはつまり、いくら働いても市場に流通する通貨の量は増えないと言う事である

では、働いても報われないのか?
それは違う

『材料を仕入れて、加工した商品を売った』場合
確かに、手元の現金が増えたのは
市場全体として通貨が増えたのでなく
市場の通貨をかき集めただけと言う事になるだろう

だが、通貨が増えなくても働いて報われるのも事実である
それは、加工によって材料が商品となり
商品価値が向上しているからである

また、お金のかき集め元の方も
商品を受け取っているのだから、損はしていないだろう

②奪い合いなのか?

誰かが貯蓄するには
誰かが貯蓄を切り崩さなければならない

これは、奪い合うしかないと言う事なのか?
皆で生活を良くする事はできないのか?

答えとしては
生活を良くする事はできる

皆が生涯で2億稼いで2億使うのと
皆が生涯で3億稼いで3億使うのでは

生涯の収支は同じでも
暮らし向きは大分違うだろう

では、そうなる為にはどうすれば良いのか?
それは、皆がお金を使う事である

とは言え
一人が社会の為にお金を使っても
皆が一人の為にお金を使わないと
その一人は、支出だけが増えて収入は増えない格好になる

皆がお金を使うようにするには、どうすれば良いのか?
それを考えていく必要があるだろう

①誰かの支出は誰かの収入

誰かの支出は誰かの収入であり
誰かの収入は誰かの支出である

誰の収入にもならない支出は
お金の破壊しかなく

誰の支出も要さない収入は
お金を製造するしかない

通貨の総量が一定にコントロールされている以上

誰かが貯蓄をするには
誰かが貯蓄を切り崩さなければならない